アドオンで線路を建設しよう
この記事は「Stormworks 第1 Advent Calendar 2023」の8日目の記事です。ご精査ください。
今回はStormWorksのアドオンで線路を引くと言うテーマです。
特に新交通システムと呼ばれるものをテーマにします。
目次
新交通システムとは
新交通システムには狭義の意味と広義の意味があります。ややこしいね
広義的な意味としては、今までとは異なる新しい交通機関という意味です。
鉄道の中では、モノレールやロープウェイ、狭義の新交通システム(AGT)、なんならリニアモーターカーまで当てはまります。
ストームワーカーだと湘南モノレールが一番有名だと思うので湘南モノレールの写真を貼っておきます。
ちなみに鉄道以外ではエスカレーターや動く歩道のようなものも新交通システムに該当するみたいです。
ちょっと話がそれましたが、これらが広義の新交通システムです。
では、狭義の新交通システムってどんなのでしょう?
狭義の新交通システムとは鉄道の一種で自動案内軌条式旅客輸送システムまたはAGT(Automated Guideway Transit)と呼ばれるシステムのことです。一般的には狭義の意味を指して新交通と呼ばれることが多いです。
代表例として、
神戸新交通のポートライナー、六甲ライナー、大阪メトロのニュートラム、広島のアストラムライン、
関東では、ゆりかもめ、日暮里・舎人ライナー、金沢シーサイドラインなど
が該当します。大宮の鉄道博物館に行くときに乗るニューシャトルも新交通(AGT)ですね。
このAGTは、レールの上を走る鉄道(普通鉄道)ほど輸送力はいらないけど、バスや路面電車だと輸送力や渋滞が問題になるような場所に建設されています。
最大の特徴はゴムタイヤ式であることです。これにより、バスのような高加減速が可能で、バス停のような短い駅間でも対応できます。
また、車両が小型軽量のため、普通鉄道や地下鉄などより建設費が安く、急カーブも曲がれるので、道路に沿って建設ができ、土地代の節約にもつながります。
高架線で建設するので、都市部でも立体交差が容易と言うメリットもあります。
デメリットは全線立体交差で建設しなければならないので路面電車などより建設コストが高いこと。
ゴムタイヤは鉄輪より摩擦が大きいので、交換頻度が高く、動力費も多くかかること。
車体サイズが小さいため輸送力が大きくないこと。
車両が特殊であるため、部品が特注品になり、整備コストがかかる点などが挙げられます。
YR新交通規格
この記事では、この先謎のYR新交通規格なるものが登場します。
私が自分のために作ったどうでもいい規格なのでスルーするか参考程度にどうぞ。
従う必要はないです。というか、縛りがきついので従わない方がいいと思います。
興味ある方向けに一応規格書リンク張っておきます。
nutritious-bull-b95.notion.site
ストワで新交通システムを建設する
では、ストワで新交通システムの線路を引きましょう。
まず線路を用意します。
今回は私の方で規格を立てたYR新交通規格のものを用意しました。
側壁をそのままガイドとして利用する形をとっています。
いろんなスタイルのガイドが作れると思うので、これである必要はありません。
なんならモノレールとかでも行けます。
短めの長さのレールと長めのレールを用意しておくと便利です。
複線を引きたいなら複線の線路や、分岐器、駅、終端部のレールも用意しておくと作業がはかどります。
ちなみに分岐器はこんな感じで作りました。
根元のピボットで中央のガイド部分を転換しています。
それではストワで線路を引いていきましょう。
まずアドオンの画面を開きます。
そしたら上のENVIRONMENT MODSの部分のプラスマークから
線路を引きたいタイルを探します。
そしたら選択したタイルの右矢印みたいなボタンを押して、ここでオブジェクトを設置します。
(その横にある旗マークを押すと実際のワールドでどんな感じにスポーンするかチェックできるよ)
中央寄りの左下のハンドルマーク、ADD VHICLEのところを押して、作成した線路を設置しましょう。
そしたら、MoveとRotateのボタンを押して、位置調整をします。この時左のIs StaticのとこをTrueにしてください、これで設置した線路をスポーンさせたときにその位置に固定することができます。
そしたら線路をいっぱいおいて位置調整します。
結構な急カーブや上り坂にも対応できるのでちょっとの無茶は可能です。
はい、こんな感じにできました。
さあここで2つのタイルをまたぐ必要が出てきました。
こんな時はまず、このアドオンを適当な名前で保存します。そしていったんホームに戻ります。
そしたら新しいマップを作り直します
NEW GAMEの画面でEnabled Adoonsってとこがあるのでクリックして、Savedってとこを押します。
そのなかからさっき作ったアドオンを探してチェック入れてください。
できたらマップを作ります。
そしたらさっき作った建造物が実際にマップ内に存在するはずです。
では、またアドオン画面を開き、2タイル目を選択してください。
そしたらさっきの1タイル目の線路の端がありそうなとこに線路を設置します。これはマジで勘です。
ここからは地道な調節です。
旗マークのTest Locationを押し、さっきの線路をスポーンさせます。
そしたらこんな感じで線路が出てきます。もっと見当違いな場所にでてくることもありますが今回はうまいこと行きました。
あとはアドオンに戻って位置調整してテストロケーションを繰り返して合わせていきます。
成功すれば出したときドンピシャで合わさります。
気持ち良すぎだろ
そしたらこの線路を基準に2タイル目にも線路を引きます。3タイル目4タイル目それ以上のタイルに線路を引きたい場合はさっきの作業をタイルのつなぎ目でやってください・・・頑張って・・・
2タイル目も完成しました。
なんだかんだ数時間かかりましたが・・・
では最後にこのアドオンを保存して、新しいマップで出してみましょう。
さっきのタイル調節の時と同じ要領でアドオンを選択し新しいマップを作ります。
ここで線路が落下してたりつなぎ目に空間が空いてたりしなければ成功です。
できてたら次のステップへ行きましょう。
(すでにしんどい?書いてる私もしんどいです・・・)
ストワで新交通システムを走らそう
遂に車両です。やっと走れます。
今回はこんな車両を用意しました。
かわいいね!
え?車両の作り方?
線路システムによって大きく変わりますが、YR新交通規格だとこんな感じ
走行用タイヤに加えてピボットにつけたガイドタイヤを4つ設置してます。
ピボットは、単に、赤マージだと壁にぶつかった時に破損するので、その対策です。
車体マージと別であれば、前後左右のタイヤは同じマージでも構いませんし、ピボット以外で固定しても大丈夫です。
車体は7.5mですが、もうちょっと長くても行けると思います。
細かい辺りは実際に走らしてみたほうがいいと思います。
以上がアドオンで線路を引いて電車を走らせる方法でした。
この記事がアドオンでの路線建設の助けになれば幸いです。
では皆様よいストワライフを