この記事は「Stormworks 第2 Advent Calendar 2023」の20日目の記事です。
今回は鉄道向けの無線システム「テツダン無線」の紹介です。
このテツダン無線は、StormWorksの鉄道系の人たちが集まるDiscordサーバー「鉄談鯖」で使用されている無線規格となります。(一応私がホストをしています。)
鉄談鯖に興味のある方はDiscordの招待リンクを貼っておきます。
discord.gg
長い前説はこの辺りまでにして、ここから本編です。
ということで目次
列車無線・防護無線って何?
皆さんは電車に乗っている時に、運転室から無線で誰かが喋っているような声を聞いたことがありませんか?
もしくは、運転室からピッピッピッピッピッピッピッピッという音を聞いたことありませんか?
ありますよね()
前者は列車無線、後者は防護無線と呼ばれるものです。
列車無線は列車の運転を整理する輸送指令と現場の運転士や車掌との通信手段の役割です。
防護無線は、運転中に何か危険なこと(例えば線路内に倒木があったり、脱線事故が起きたり、その区間に侵入すると事故の危険性があるような状態)を発見したような場合に、周辺の列車に知らせるための装置です。
こんなシステムをストワで使えるような装置を作りました。
それがこちらのテツダン無線です。
テツダン無線とは?
テツダン無線は上記のことをストワで行えるようにすることで、信号システムを利用した運転マルチをより円滑に、より楽しく、よりリアルにを目指して開発されたシステムです。
テツダン無線では、列車無線と防護無線の機能を備えています。
列車無線では、ボタンを押すと呼び出し音が鳴ります。
通話自体はDiscordのボイスチャットで行うことを想定しています。
防護無線はボタンを押すことで周囲の列車に防護無線が飛び、ブザーが鳴る仕様です。
なお、テツダン無線は、用途により3種類のバージョンを用意しています。
簡易版、車載版、輸送指令(CTC)版です。
簡易版は上記の列車無線、防護無線の機能のみを搭載しています。
車載版は、無線発報時に、輸送指令に対して、列車番号と走行位置を送信するシステムを搭載しています。
こちらは現実でも送信される内容で、これによって輸送指令は無線発砲の列車をすぐに特定できるようになります。
輸送指令(CTC)版は名前の通り輸送指令が無線を受信発信するためのもので、列車番号と走行位置を受信できるようになっています。
無線周波数は6710番を使用しています。
この周波数と被るシステムは併用しての使用はできません。
既存マップにある線路や、それにつながるMOD路線等はこの周波数で使ってください。
ただし、完全に車両と線路が既存路線からは独立した路線を走行する列車(新交通システムやスライドコネクタ式鉄道など)で、導入を検討している場合、私に教えてもらえると、独自周波数許可できると思います。(混線等避けるため、周波数変更の希望は必ずyasuに連絡ください)